市民講座

 7月10日、職場主催の市民講座にオーディエンスとして参加しました。会場が大きなホールに変更したので、当初の予想よりも参加(希望)者が多かったようです。
 地震、建物被害の話もわかりやすく勉強になったのですが、多くの質問が出たのは放射線関係でした。基本的にはつくばでは健康に問題はないだろう、という話だったと解釈しています。
 現在の放射性物質セシウムであり、ほとんどが(大気や地下水ではなくて)表層土壌の微粒子に強く吸着している、との説明がありました。東大で聞いたセミナーでも強調されていたように、セシウムが粘土鉱物に強く吸着することはよく知られているようです。だとすれば、コロイド促進型輸送のように微粒子の行方を考える必要があるように思いました。雨による濁水とともに移動し、下水汚泥のようにどこかで濃縮するのか、海まで行き着いて希釈するのか、底泥に蓄積しないのか、etc。